垢ぬける・・・整理整頓の成果？
今回は、いいお話をうかがいましたので、お福分けです。
『家の中の整理整頓』はもちろんの事、『頭の片隅にはあるけれど、気づかないフリをして放ってある事』・・・例えば、着ないけれども捨てられないでどこかに眠っている沢山の衣類。もう何年も段ボールに入りっぱなしの書類。よく督促を受ける納入金etc.
とにかく、『ぱなしの王様』になりがちな方には参考になるかもしれません。
お話しくださったのは朋美さん、５２歳（仮名）。
驚きを隠せない表情で、少し興奮気味に話してくださいました。
１２月に入り、一念発起して何年もとってあった書類の整理をしたのだそうです。「まだ、とっておいた方がいいよ！」という誘惑の声が聞こえたけれど、いつものように惑わされなかったそうです。（笑）
すると、今度は何年もただあるだけの洋服が気になりだした。
感謝を込めてお礼を言ったところ、罪悪感が消えたのだそうです。
（そっか～、罪悪感だったのか～。感謝ってすごいね～。）
お友達に貰ってもらったり、古着屋に持って行ったりした結果、収納スペースの中の物がよく見えるようになり、一つ一つに目が行くようになったのですね。
何か、愛着が湧いてきたのですって。
（そっか～、見える＝愛着か～。）
正の連鎖とでも言うのでしょうか。次々とやる事が向こうからやって来るのですって！
（そっか～、流れに乗るとはこういう事なのね～。）
そして、更に！ここからです。
いい事が連続して起こったのだそうです。
疎遠になっていた友人との再会や、職場の上司の理解を得て次年度は望んでいた仕事に就くことになったのですね。
（そっか～、物心両面の整理整頓ができたのか～。）
この短期間でかなりの変化を起こした朋美さん。
「正に神業です。そうとしか言えません。大変感が全くなかったのです。」と、何か大切なことに気づいたご様子でした。
よく『垢ぬけた人』という表現を見聞きしませんか？
一般的には、スマートで洗練されていて、おしゃれな雰囲気と言うような解釈がされていると思います。
ここからは私の主観ですが、本当に垢ぬけた人とは、見かけだけではないのではないかしら？
今日の朋美さんは、いつもの表情よりも遥かに生き生きと見えました。
体には余分な力が入っていなくて、自然なボディランゲージも見られました。
垢抜けて見えたのです。
そして、お帰りになる時の後ろ姿は、猫背気味の背中はシャキッとして、
自信すら感じさせたのでした。
（そうだよね～、内面の充実こそが表に現れるんだよね～。）
年が明けるまで、若干のお時間があります。
朋美さんのように流れに乗ると、スイスイ！事が運ぶのかもしれません。
大変という先入観があると、先ずは計画を立てます。
それよりも先に、行動した方が何か良さそうですね。
私も早速、一つ手がけてみました。
衣類の整理です。
今年も大変、お世話になりました。
来る２０２２年は、寅年（壬寅）。
家族を大切にして他人にも心を開く良い年になりそうです。
皆様にとって新しい成長の礎となりますよう、喜びと感謝とともにお祈り申し上げます。