悪態をついたり~反抗したり~無視したり
いつの間にか・・・春
今年は例年になく早い時期に雛人形を出しました。
母から譲り受けた木目込みのお雛様と、実家から娘に贈られたお雛様と、この季節は家の中が華やぎます。
娘が小さい時には綺麗な和紙で手作りしたものも飾りました。
そう言えば、保育園育ちの娘も息子も得意げになって悪態をついた時期がありましたっけ。(特に息子)
娘は無認可の小さな保育園にお世話になりました。
保護者同士のコミュニケーションは全くなく、不思議な気がしましたが、保母さんたちは本当に頑張ってた!と、今でも思い出す、そんな保育園でした。
その分、子どものお稽古事で仲良くなった親子さんと、家族ぐるみのお付き合いをさせていただいたことは、いい思い出です。
息子はYMCAのホサナというユニークな教育を受けて育ちました。
先生やお友達に恵まれ、保護者同士のつながりや先生方とのコミュニケーションも沢山あって、今でもその関係は続いています。
悪態をつく姿は可愛いですね。回らない口を一生懸命になって動かして訴えてくるんですよね。
親の反応を試しているようなことろがありますから、こちらも遊び半分で対応してみました。
私は人差し指を顔の前に立てて、左右に振りながら、“No, no, don’t do that!”
と早口で何度も繰り返してみました。
たまたま、外国の家庭を特集したテレビ番組の中で、若い母親が悪態をつく4~5歳の子どもにやっていたことをそっくり真似してみたのです。
いつもでしたら、怒る母が「今日は何か変な事言ってるぞ。」と思ったのか、ケラケラ笑いながらまた試してくるのですね。
私も負けじと、ジェスチャーたっぷりに、“No, no, don’t do that!”とやるわけです。
息子はいつの間にか、その言葉が意味することを分かるようになり、その言葉を使う時の母の様子を見たくて、わざと悪態をつくということも見えるようになりました。
その内に反抗期です。
何か言うと、「うるさい」「じゃま」が連発した時期がありました。
あんなに可愛かった子が「うるさい?」「じゃま?」
有り得な~い!
そして、授業参観日で学校へ出かけると、無視!
話しかけると「話しかけないで」と、返ってくる有様だったのです。
私たち親子はどうなっちゃうんだろう・・・と、寂しい思いもありましたが、
仕事にかまけて、夜まで保育園にお世話になっていた幼児期。
いつも最後のお迎えで寂しい思いをしたことを5歳上の娘に話していたのですって。
ああ、力いっぱいの反抗だったのでしょうね。そして、母親との距離をどうとっていいか分からなかったのかも知れませんね。
このブログをお読みくださっている皆さま、ここで娘の登場です。
「彼は、小さい頃から自分よりも何倍も大きなママやパパに、言いたいこと言ってたよね。私、羨ましかった・・・。」
では、今、言ってみたら?なんて愚かしい事は言えません。
娘の言葉に胸がキュッと縮む思いがしました。
どうぞ、こんな言葉をお子さんに言わせないように、接してあげてくださいね。
子どもの悪態や反抗、そして、子育てそのものにちょっと息切れを感じてらっしゃるママたちのために、『ファミリー・ヴァーチューズ』というワークショップを毎月開催しています。
現在はZoomでの開催ですから、お家からのご参加となります。
3月26日(土)10:00~12:00
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携帯電話(080-6511-8734)にご連絡ください。