厚木・南青山|子育て・家族関係・教育に関するカウンセリングとカウンセラー育成

IMカウンセリング心理学研究所

Blog

『山歩きセラピーへ、ようこそ!』その2

投稿日:

『山歩きセラピーへ、ようこそ!』その2

山歩きの魅力は、月ごとに自然の表情が変わる事。
植物はもちろん、空の色、雲の姿、それに、滝まで変わるのです。
雨の少ない冬場は落ちてくる水の量が違う。遂には全く見られない状態にまでなります。

自然に在るものたちは、その全てを受け入れているように感じます。

そんな事を感じながら頂上を目指す時、難しい岩場は、足元をしっかり見ながら、一歩一歩、歩を進めることが登りのコツです。その一歩が大きいんですよ。
目の前のことを着実に運んでいく。

そうしている内に、こんなに遠いの?こんなにきついの?と思っていた遠く頂 上に着きます。

ある日の事。

急な石場を一歩一歩、踏みしめながら登っていくと、リズミカルに下ってくる青年の姿が目にとまりました。
正確に言うと、青年が着ていたTシャツにです。(笑)

大きな字で『宿命に耐え、運命に戯れ、使命に生きる』と書かれていたのです。

どこかで聞いたことあるね~と思いながら登っていくうちに、頂上に着いたのですが、その間、3つの言葉についてこんなことを考えていました。

宿命に耐え・・・

忍耐の美徳だわね。
どんな状況にあっても自分の心をポジティブな状態に保つ力かな?
我慢とは違うよね~。
我慢は物事をしぶしぶ受け入れる行為ですものね。

運命に戯れ・・・

人の意思を超えて身の上に起きるめぐり合わせに、何の駆け引きもせず、身をゆだねること?
諦めとは違うよね~。

使命に生きる・・

これだ!と思った事(この世に生まれてきた果たすべき役割)に対して、最後まで信じて進むこと?

そして、帰宅後に家族との語らいの中で、『人事を尽くして天命を待つ』という言葉にたどり着きました。

自分として、できる限りを尽くしたら、あとはお任せ~。ですね。
誰に?心静かに天の意思に任せる!

無執着でいることは、本当の所、難しいのですが、でなきゃ身が持たない。

『逃げるは恥だが役に立つ』というテレビ番組がありましたね。
恥ではないですよね。賢い選択です。役に立つんです。
『逃げるが勝ち』という言葉もありますものね。

こうやってですね、山歩きセラピーでは、それぞれが感じたことや気づいたことをシェアする中で、世界が広がってくるのです。
無意識のうちに縛られていた考えや価値観・・・etc.
そんな呪縛から解き放たれたりするんですね。
しかも!おまけに体はかなり絞られる(笑)

私がよく行く大山(神奈川)のケーブルカーや乗り場の表示は、何と、このHPをお世話してくださっている『キューピーポケット』のデザイナーさんの作品なんですよ。つい最近、知ったことです。

『つながり』って面白いですね。

-Blog

Copyright© IM Counseling, 2020 All Rights Reserved.

Copyright© IMカウンセリング心理学研究所 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.

お電話でのお問い合わせ