『体は嘘つかない』
緊急事態宣言が再発令されたものの、日毎に更新される感染者数等に危機感を覚えながら、何をどうしたらいいのかが見えずに不安になってしまうということもありますね。
皆さま、ハートはお元気ですか?
さて、『Niksen(ニクセン)』という言葉を聞いたことがある方!
いらっしゃいますか?
聞きなれない言葉ですが、オランダではとても大切にされている事で、『何もしない』という意味なのですって。
この『何もしない』で、(できれば)窓の外をボーっと眺めるという習慣は、ストレスと闘うことができると言われているのです。
長時間、懸命に働き続けることはストレスの原因となり、『燃え尽き』という状態を引き起こすこともあります。そうなると、時に人とのコミュニケーションや
関係にまで影響を及ぼすこともあります。
この『Niksen』という習慣は、不安を軽減したり抵抗力を高めたり、加齢の速度さえも遅らせるという研究報告があります。
多くの人が時間を無駄にしているような気がして、ちょっと難しく感じるかもしれません。
忙しさが当たり前のように慣れてしまった私たち。
気がつけば、『何かしなければ!』という声が呪文のように、どこからともなく聞こえているのかもしれませんね。
こうやって、人は知らず知らずの内にストレスをため込んでいくのですが、その結果、リラックスすることが本当に難しくなるのですね。
不調を感じてご相談に見える方には、カウンセリングに加えて、体に余分な力が入っていることを認知していただくこともあります。
ご自分でも気づかない体が固まった状態には、本当に驚かれます。
『体は嘘をつかないんですね』とは、どなたからも聞かれるご感想です。
まずは、一日に数分間の『Niksen』ボーっとする習慣にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
パソコンに向かっていると、1時間や2時間はアッという間に過ぎていきます。
意識的に、朝、昼、晩に取れたらGood!ですね。
動物にとっては必要不可欠なこの習慣。
だからこそ、ここぞ!という時に力が出るのかもしれませんね。